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基本的にはデジタル・フォレンジックの技術について取り扱っていますが、記載内容には高確率で誤りが含まれる可能性があります。

まとめ

当日はいろいろと無駄話もしていた気がしますが、コンピュータ・フォレンジックはけっこう昔から使われている技術です。とはいえ、急速に発展したのは最近のことですから、商用ツールであってもまだまだな面もあったりします。
捜査機関で使われてきたこともあり、何のため機能だろ?とか思う場合もあるわけですが、歴史を調べると「なるほど〜あの機能はこのためか!?」などと思うことも多いので、ぜひ翻訳編は一読されることをお勧めします。
商用製品を購入しなくとも、オープンソースの The Sleuth Kit(TSK) でも十分基本機能を理解できます。ただ、歴史っていう観点では、やはり TCT を知った上で TSK に入るのが正しいような気がする今日この頃です。不正アクセス調査ガイド―rootkitの検出とTCTの使い方
もちろん、歴史なんぞ知らなくても技術的に不便はありませんが、背景を知っているほうが面白いってことで。