@port139 Blog

基本的にはデジタル・フォレンジックの技術について取り扱っていますが、記載内容には高確率で誤りが含まれる可能性があります。

スライド7「SJG事件 P65」

ハッカーを追え!
常識でしょ?という噂もありますが、一応念のためスライドに入れておきました。*1
SJG事件の詳細については、Mr.IT 先生のサイトを参照いただいたほうがいいかと思います。

Steve Jackson Games事件について
http://www.comit.jp/sec/SJG.HTM

これに関連した書籍としては、ハッカーを追え! があります。
これのすごい(酷い)ところは色々ありますが、上記URLの「2 捜査と押収の事実関係」より引用させていただくと下記の記述があります。

また、押収時にあった162のメッセージについては、だれかこれを読み、また、削除されていた。

現在のいわゆるコンピュータ・フォレンジック ツールでは、このような事態が発生しないように、証拠への書き込みはできないようになっています。*2
ただ、システム管理者の方とかは SJG 事件なんてほとんど知らないので、シークレットサービスと同じ過ちを起こす危険性はありますねので注意してくださいね。

*1:日本ではこんなこたぁありえない!!ということらしいですが・・・

*2:変更が必要な場合には複製を作成してから作業すればいいわけですし・・・