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基本的にはデジタル・フォレンジックの技術について取り扱っていますが、記載内容には高確率で誤りが含まれる可能性があります。

ウィルスをクリックしてしまう罠

ゲートウェイでのチェックや、ウィルス対策ソフトが導入されていることで、利用者が安心して?!添付ファイルをダブルクリックし、ウイルスへ感染してしまう〜といったお話しが昨日の勉強会*1で出ていました。
OS に依存する方法ですが、Windows XP Professionalであれば『ソフトウェアの制限のポリシー』を利用することで、ウイルスの実行を抑止することができますよね。

メーラのテンポラリフォルダなりを“パスの規則”で制限すれば、ユーザーが好んで?添付ファイルをダブルクリックしてもプログラム(EXEなど)の実行は禁止されます。

ただし、メーラのセキュリティホールを狙ったウイルスには効果が薄いと思われるのでパッチはきちんと適用されている前提で、添付ファイルをクリックするのが好きな人への対策という感じでしょうか。
OS標準機能ですから、設定の手間はありますが無償で使えるので、個人的には良い機能だと思っているんですが、どうもあまり使われてないんですかね?。あまり使われない原因はやはり使い勝手の悪さにあるのかな?

*1:第一回まっちゃ139勉強会