@port139 Blog

基本的にはデジタル・フォレンジックの技術について取り扱っていますが、記載内容には高確率で誤りが含まれる可能性があります。

雑談:週末読書 3/30

今週末はちょっとドタバタしていた影響で、なかなか読書が進みませんでした。先日から図書館で借りてきているブラックスワンを読み進めていますが、上・下とあるうちまだ上を読み返したりしています。*1

 

ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質

ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質

  • 作者: ナシーム・ニコラス・タレブ,望月衛
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2009/06/19
  • メディア: ハードカバー
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 主に後半の章を読み返しているのですが、第8章の「物言わぬ証拠の問題」あたりから始まる内容は、何度読み返しも面白いです。

P259 から引用

「誰かに情報を与えれば与えるほど、その人が立てる仮説も多くなり、どんどん間違ったほうへ進んでいく。でたらめなノイズを見て、それを情報と勘違いするのだ。」

自分に思い当たる事が多すぎて、考えさせられるところです。この本では他にも、自分では自分が間違っている事に気が付けない、という内容が書かれており、自分にあてはめて考えてみればまさにその通りだなぁと思ったりするわけです。

何かを予測する事がいかに間違った結果を産みだすのかという点については、脳がそうなっているということでビックリです。

そろそろ「下」に入ろうかと思っていたのですが、やはりもう一度 8 章から読み直してみようかなぁ。難しいんだよなぁ。

 

 

 

*1:上について購入して届いているので自分ので?読んでます。