@port139 Blog

基本的にはデジタル・フォレンジックの技術について取り扱っていますが、記載内容には高確率で誤りが含まれる可能性があります。

忘れていた exFAT

そういえば、Vista Sp1 から Extended FAT(exFAT)が追加されてますが、これってもともとはWindows Embedded CEとかから来てるんでしたっけ?調べないといけないなぁと思って、今日ふと思い出しました。

Extended FAT File System
http://msdn.microsoft.com/en-us/library/aa914353.aspx

フォレンジックツールで対応早かったのは、X-Ways Forensics ですが 14.7 でパーティション識別した以降はどうなっているかちょっと不明ですかね。
EnCase も対応したの聞いたことないんですけど、まだどこのツールも未対応状況なんでしょうかねぇ。
さて、問題はまず Vista Sp1 なテストマシンを用意しなければいけないわけですが・・・

32MなexFAT領域

ということで?USBメモリVista Sp1 な環境でフォーマットして、サイズ 32M の exFAT 領域を作成してみました。
当然といえば当然ですが、EF 6.11.2 で見ても単なる Unallocated Clusters な領域ですが、ディレクトリエントリを見つければ目視でそこそこ追いかけられそうな雰囲気にも見えますね。
クラスタマッピングを、どうやっているのかが従来の FAT とどの様に変更されているのかわかりませんが、8/29 にでも少し追いかけてみようかなぁ・・・
とりあえず小型の exFAT 領域作るには、適当に FAT でフォーマットしておいてから、再度フォーマットで exFAT を指定すればいいんでしょうかね。何もボリュームがない状態だとフォーマットのメニューに exFAT が表示されませんが、FAT でいったんフォーマットすれば exFAT が選べるようになるみたいですね。