@port139 Blog

基本的にはデジタル・フォレンジックの技術について取り扱っていますが、記載内容には高確率で誤りが含まれる可能性があります。

MDD 1.3リリース

Forensic Focusのニュースで知ったのですが、mdd 1.3 がリリースされているようですね。*1最近フォレンジック方面では何かと話題の?メモリイメージをダンプするツールですが、個人的には WinEn より mdd のほうが気にいってます :-)

ManTech Memory DD Version 1.3 for Forensic Analysis of Memory Now Available
http://www.forensicfocus.com/index.php?name=News&file=article&sid=964

このバージョンから?なのかもしれませんが、64bit 環境にも対応したということみたいですね。
Forensic Focus だと URL 貼ってない気がしますが、以下の URL がメインページつーかですね。

ManTech Memory DD
http://www.mantech.com/msma/MDD.asp
https://sourceforge.net/projects/mdd/

*1:本当はもう少し前にリリースされていた気がするけどよく確認してなかった

mddを64bit環境で実行するもハードウェアが腐っていた

mdd 1.3を Windows XP x64(メモリ 4G) な環境で実行してみました。実行は問題なくできるようですね....あ!落ちた。っていうか、OS ではなく PC が落ちた。画面真っ暗・・・orz
落ちたけど、ファイルは4GB分できてますねぇー、でも中身見てないのではたして大丈夫なのか謎です。
よく見ると、コマンドプロンプトのタイトルバー部分に進捗状況がパーセンテージで表示されるんですね。
さて、再起動して再度トライ。97%くらい取得したところでやはりまた画面が真っ暗に...うーん、ハードウェアが悪いかもしれないなぁ。
検証のため、64bit用の WinEn64 で試したら、こちらも同じく画面が真っ黒に。いやいや、これはハードウェアな可能性が高い気がしますねぇ。メモリのテストにちょうどいい?(違)
さて、メモリなのかわかんない*1けど、とりあえずこの PC は修理だな・・・

*1:Windows エラー報告では、コンピュータ ハードウェアが原因で問題が発生しました、と出てくるわけですが、RAM かマザーか CPU か電源を疑えと書いてありますね

ダンプしたメモリイメージの扱い

とりあえず取るのは簡単なわけですが、とったあとが問題になってくるわけですね。で、その辺りの専用ツールについては、ukky3 さんが早速 HBgary Responder をレポートされてますので、そちらも参照。

Reverse Engineering Rootkits, その1
http://d.hatena.ne.jp/ukky3/20080818/1219038951

で、さらにツールの表示する内容の意味については....