@port139 Blog

基本的にはデジタル・フォレンジックの技術について取り扱っていますが、記載内容には高確率で誤りが含まれる可能性があります。

メタデータの抽出

Windows Forensics And Incident Recovery (ASIN:0321200985)では、strings コマンド*1を使ってMicrosoft Office ドキュメント内から Unicodeメタデータを抽出する方法を紹介してます。Office ドキュメントには、メタデータとして様々な情報が格納されているのは、以前ニュース*2にもなってますので良く知られていますやね。
サポート技術情報 223396『Microsoft Office ドキュメント内のメタデータを最小限に抑える方法*3』ではどんな情報が含まれているのか説明されています。
ちょっと興味深いのは、例えば Word 2003 の文書は文字コードが UTF-16LE で保存されていますが、プロパティなどの文字コードShift_JIS みたいなんですよね。*4
jstrings を利用して Word 2003 で作成した .doc ファイルから CP932 な文字列を抽出するとこんな↓感じになります。(化けた文字列部分は削ってます)

C:\forensics>jstrings.exe -i CP932 metatest.doc
これはタイトル部分のメッセージ
これはサブタイトル
これは作成者
これはキーワード
これはコメント
Normal.dot
hideakii
Microsoft Office Word
これは分類
これは管理者
これは会社名
これはタイトル部分のメッセージ
Title
Microsoft Office Word 文書
MSWordDoc
Word.Document.8

ここでは、id:hasegawayosuke さん作の jstrings*5 を利用していますが、monyo 先生作の jstrings*6 でも同じです。

メタデータの削除

マイクロソフトから、メタデータの削除ツール( rhdtool.exe )が提供されています。これをインストールすると、ファイルメニューに『隠しデータの削除』という項目が追加されます。(又はコマンドラインで実行)

Office 2003/XP アドイン: 隠しデータの削除
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=144e54ed-d43e-42ca-bc7b-5446d34e5360&DisplayLang=ja

実際に、先ほどテストした WORD 文書(metatest.doc)に対して『隠しデータの削除』を実行した後で jstrings を実行するとこんな↓感じです。(化けた文字列部分は削ってます)

C:\forensics>jstrings.exe -i CP932 metadel.doc
Normal.dot
Microsoft Office Word
Title
Microsoft Office Word 文書
MSWordDoc
Word.Document.8

10/30宿泊場所

ということで?宿を取らないといけないんですが、会場近くのホテルを予約すべきなのか、エソカイの付近で予約すべきなのか・・・チェックインを考えると、エソカイ会場(監獄食房?)の近辺にしないとアレですかね?ちょっと調べてみよう。
京都セントラルイン、とかいうのが近いのかな?、二次会とか考えると、京都駅の付近にしておけばいっかなぁ(笑)

足なしか、赤い奴か

USBメモリを持ってないので、128M タイプを購入しようかと考えているのですが、どれにしようかなぁ。

ガンダムEasyDisk (EDG128シリーズ)
http://www.iodata.jp/prod/pccard/edc/2004/edg128/

ギャンも捨てがたいんですが、やはり MSM-07S にしようかなぁ(悩)