画像ファイルの EXIF 情報
タイムライン機能には、Exif 情報を利用する事もできる。インジェストモジュールとしては「Exif パーサ」を実行。
インジェストモジュールの実行結果は、「抽出されたコンテンツ」⇒「EXIFメタデータ」で確認ができる。テストデータでは 3件の EXIF 情報を持つ JPEG ファイルが検出されている。
タイムスタンプ情報として作成日、緯度・経度・標高が表示されている。(ケース作成時のタイムスタンプ情報を日本時間としているので JST 扱いになっているが、実際の撮影場所は位置情報に従えばシンガポールという事になる)
EXIF情報のタイムライン
タイムラインに切り替え、List モードで表示すると、ファイルシステムのタイムスタンプとは別に、EXIF のカメラアイコンが付与されたレコードを確認できる。
時間情報はローカルタイムゾーンが選択されているが、GMT/UTCを選択すれば表示を UTC 時間に変更できる。
イベントタイプフィルタで「その他」だけに設定し、「カウント」のモードにすれば撮影日時をベースとした件数をグラフで確認する事ができる。
「詳細」モードで表示した場合には、それぞれの画像が撮影された“間隔”についても視覚的に確認する事ができる。
■空港から出発
■現地で撮影
EXIF 情報が無い JPEG 画像ファイルの場合は、ファイルシステムのタイムスタンプと共に表示する事になる。下記は EXIF とファイルシステムのタイムスタンプの両方を「詳細」モードで表示している。
EXIF情報を持つファイル形式としては JPEG がありますが、他のファイルタイプとして EXIF 情報を持つ形式には何があるでしょうか?
不具合?
Autopsy で処理したイメージ内には他にも JPEG 画像が存在するのですが、何故か slack 扱いになっている状況が発生。
■JPG画像を選択しても表示できない
■JPG-Slack側を選択すると画像が表示される
なお、FTK Imagerでは問題なく JPEG 画像として表示できます。
JPEG画像がスラック領域として表示されてしまう理由は何でしょうか?(と、言われても実データが無いと分かりませんよね...)