最近、デジタル・フォレンジックをお仕事で担当する事になった方々などとお会いした際に、どの様な書籍を読むと良いのか?という質問をよくいただきます。
今からデジタル・フォレンジック分野を学ぶ際、どのような書籍から入るのがよいのか?という点では、自分が勉強を始めた頃とは状況が異なる部分もありちょっと回答に困ってしまうわけです。
軽い?読み物などであれば、個人的には「カッコーはコンピューターに卵を産む」辺りが記憶に残っている本になります。この本は1991年が発売日になっていますので、現在のようなインターネットが発達した世界のお話ではないので、今の若者が読んで理解できるか懸念はありますが、たぶん図書館に行けばあるのではないかと思います。
- 作者: クリフォード・ストール,Clifford Stoll,池央耿
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 1991/09/30
- メディア: 単行本
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これ以外で自分の記憶に残っている書籍としては、ケビン・ミトニックを題材とした書籍でもある「テイクダウン」ですね。この本も1996年の発売ですので、やはりちょっと時代としては古いのですが、個人的には印象に残っています。
- 作者: 下村努,ジョンマーコフ,John Markoff,近藤純夫
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1996/05
- メディア: 単行本
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書籍ではないですが、映画という点では「ウォーゲーム」と「スニーカーズ」でしょうかね。
ウォーゲームはブルーレイ版が出ていることを知ってびっくりですが、パスワードを知る方法とか古典的な部分については、昔はこの映画がよく引き合いに出されていたと思うのですが、いまこの話題を出しても一人で滑って終わりですね。
その昔?、タイガーチームって言葉がよく出ていた時期があった気がするのですが、この映画を見たのもその頃だった気がします。スニーカーズもブルーレイになっているんですねぇ。
後はなんですかね、滑るネタとしては文字化けした文字列を表示したところで「これはクリンゴン語ですね!」といっても分かってもらえない辺りでしょうか。
後は、SANS 508とか受講した人なら、やはりシャーロックホームズくらいは分かった方がよいのでしょうか。シャーロックホームズは色々と出ていますが、考え方について言及していたり、引用されているのは「緋色の研究」が多い印象があります。
今からなら、いっそBBCの「SHERLOCK」を楽しむのもありかもしれませんね。
やや異色?になるのかもしれませんが、考え方の解釈については、下記の書籍も面白い本だと思います。ホームズや下記書籍も含めて図書館に行けばあると思いますし、最近はホームズ関係は著作権が切れている部分は Web で探せば読めますね。
だいたい、この辺りの書籍とかを紹介したりしますが、書いてみて思ったのですが、技術的には全然参考にならないですね(^^;;