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基本的にはデジタル・フォレンジックの技術について取り扱っていますが、記載内容には高確率で誤りが含まれる可能性があります。

リチゲーションホールドへの対応

大雑把にいくと、訴訟に関連する電子データを削除しては駄目!というルールがありますが、クラウド上にある電子メールのアーカイブは破棄ポリシーに従い期限が過ぎたのは自動的に削除されていくと思われます。先ほどの Google Message Discovery では、説明文書に保存期間の延長という言葉があるので、恐らくこれがホールドを意識した仕組みではないかと思われます。
ジャーナルを使ってアーカイブさせている場合に、特定期間によるホールドが可能なのかよくわかりませんが、とりあえずホールどホールドできればよいんでしょうね。
破棄ポリシーが社内の電子データとクラウド上のデータで、期間などの整合性が取れるのかも気になるところではありますが。