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アンタイ・フォレンジック伝道者の独り言

基本的にはデジタル・フォレンジックの技術について取り扱っていますが、記載内容には高確率で誤りが含まれる可能性があります。

2015年に取り組むにはちょっと出遅れかもしれないテーマ SQlite3 と Cloud

すでにエッジな話題ではなく、ツールなども充実してきているのであまり斬新な分野ではないですが、もし今年からデジタル・フォレンジック始めました!みたいな若者に「これやっとけ」と言うなら、個人的には SQlite3 でしょうかね。

まぁ、正直あまりいけてないテーマかなぁという気もするのです。実務的な部分では役立つ項目でしょうし、データベースの基本的な技術知識は他でも役立つだろうという、ちょっと保守的なテーマですけど。

SQlite3 はデータベースですので、残っているファイルを調べる部分についてはそれほど難しくないかもしれませんが、トランザクションログや、削除データの抽出といった部分はまだ少しこなれてない部分でしょうか。

また、Webブラウザやスマートフォンアプリの多くがデータの収納先として利用していますので、色々なデバイス上のデータについて理解を進める事ができそうなのも、お薦めとしている理由の一つでしょうか。

データはどんどんクラウド側に移行していますが、それにアクセスする端末やアプリケーション(Webブラウザ)には部分的には痕跡が残っており、それが SQLite3 を使っているケースも多い気が個人的にはしています。(平たく言うと、Cloud Forensics の入口としては丁度よくね?という意図だったりもします)

いずれはSQLite3ではなく、別の仕組みが利用されるようになる気もしますので、10年後でも役立つ技術かは、2025年になってこの Blog を読み返してみないと分かりません(笑)

挑戦するなら最初からエッジな分野がいい!という野望をお持ちでしたら、Cloud Forensics に突入するのも選択肢の一つでしょうか。

もし自分だったら、NIST が出している資料をベースに、課題となっている項目を確認していくアプローチをとるかもしれません。Cloud といっても、基本的にはドキュメント ライフ サイクルをベースに考えて取り組む必要があるというのが個人的な印象です。

将来的には、FATやNTFSとか読む必要がなくなり、全部 Cloud です!っていう世界であれば、ファイルシステムよりそっちを優先して取り組む方が、今からの若手にはあってそうな気がしている今日この頃です。