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アンタイ・フォレンジック伝道者の独り言

基本的にはデジタル・フォレンジックの技術について取り扱っていますが、記載内容には高確率で誤りが含まれる可能性があります。

フォレンジッカー向けの資格?

そもそも資格必要なの?という点は素朴な疑問としてあるのですが、資格取るなら何が良いのでしょうかね?

デジタル・フォレンジック関連の資格・試験には様々なものがあるようです。コンピュータ・フォレンジックという観点では、下記記事では 6種類ほど比較がされていますが、トータルの数値を見ると GCFA が一番ポイントが高いようですね。

Best Computer Forensics Certifications For 2017
http://www.tomsitpro.com/articles/computer-forensics-certifications,2-650.html

まずは GCFA を取得しておくと良いのかもしれませんが、私はベンダー(ガイダンスソフトウェア社)の EnCE しか持っていません(笑)(そういえば昔、eDiscovery用のプラットホームを扱うのにベンダの試験を受けて認定された気がしますが、世間では役立たないんですっかり失念していました)
これは解析用のソフトウェアとして EnCase を利用する前提であれば EnCE はよいかもしれませんが、ベンダーニュートラルという点では GIAC GCFA などの方が良いのではないでしょうか。

とはいえ、自分は GCFA 持ってないので、持っている方に聞いてみていただくのが一番よいと思います。多分、(超個人的には)名刺に GCFA と GREM 両方のロゴが入っていると結構カッコいいのではないでしょうか?、維持費用大変かもですが(笑)

EnCE Certification Program
https://www.guidancesoftware.com/training/certifications?cmpid=nav_r#EnCE

EnCEの場合、現在は 3年に一度の更新になっていますが、その期間内に一定のポイントを貯めておく必要があります。この辺りの資格維持の期間や仕組みは GCFA なども同じような仕組みになっていたかと思います。
Directory of Certified Professionals で公開している EnCE 取得者の名前を確認できますが、本日時点では 2,564名が公開で登録されているようです。ただ、Japan の登録に絞ってを見ると転職後にメールアドレス変更されてない方とかもいらっしゃるようですね(笑)

ちなみに、自分がなぜ EnCEを更新しているのか?という点では、官公庁の入札案件で講師の条件としてEnCEが GCFA などと一緒に書いてある事があるからという点と、それ以外に資格は持ってないからですね。

最近はEnCase使ってないので、GCFAとかのほうが良いのかもしれませんが、新たに英語で試験を受けるのが嫌なのでポイント貯めてEnCEを更新しています。

 

上記は主に Computer Forensics 関連だと思いますので、GIAC であれば他にもメモリ・フォレンジック、モバイル・フォレンジック、マルウェア解析などについては更に別の試験や資格なども用意されているようです。(商用製品については、その製品に関する試験や資格が用意されている事も多いと思います)

いずれにしても、試験で要求される技術的な内容は、スキルセットを考える上では参考になると思いますし、自分が弱いところが何処なのか?も把握できるのではないでしょうか。

どんなところからスタートすれば良いのか?という点もあるかもしれませんが、下記Blogは結構参考になるのではないかと個人的には思います。

Forensics – Where to start and What to know
https://fl0x2208.wordpress.com/2016/10/03/forensics-where-to-start-and-what-to-know/

フォレンジッカーの先は?という観点では、最近は Threat Hunting などが分野?として出てきているのではないでしょうか?、DFの延長線上にある分野?と言えるかは分かりませんが、最近 DFIR MLでRob Leeさんが公開されていた下記資料は興味深く眺めておりました。

Threat-Hunting-Courses.pdf
https://www.dropbox.com/s/8p9kefn2i9yx5fz/Threat-Hunting-Courses.pdf

その他、下記資料では2014年から2024年までに 27% の成長と出ていますが、実際にどうなるかは今後のサイバー犯罪次第なのかもしれません。というかそんなに成長はしないってことでしょうかね(笑)

When Computer Forensics Grows Up: Digital Forensics Explained – Infographic by Maryville University
https://eforensicsmag.com/computer_forens/