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アンタイ・フォレンジック伝道者の独り言

基本的にはデジタル・フォレンジックの技術について取り扱っていますが、記載内容には高確率で誤りが含まれる可能性があります。

トレーニングにおける質問の有無

先日、FaceBookのタイムラインに下記記事が流れてきて、興味深く読ませていただきました。(元の論文までは読んでないのですが)

自分自身、講師を担当している時に「何か質問はありますか?」という事を言ってしまいますが、受講者が質問をどう考え・受け取っているか?というのは興味深い観点ですね。

 

さて、個人的にこの記事を読んで衝撃を受けたのは、仮に受講者が質問しない理由が、内容を理解できていないのだとすれば、講師がしゃべっていた時間&受講者が聴いていた時間は、“まったく無駄”だったという事になるのか?という点です。

質問の仕方を変えるという案もあるとは思いますが、最終的には受講者が理解している事が必要であって、質問の仕方を変えたとしても意味がないですし、『生徒が学んでいないのは、先生が教えていないから』という人材開発の帯に書かれている言葉を思い出すわけです。 

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さて、この部分について人材開発(下)のP195には下記が書かれていますので、引用したいと思います。

質問を奨励する

新人は、質問するのに尻込みする傾向がある。彼らは自分たちが仕事の知識がないと見られたくないのだ。トレーナーが「何か質問はありますか?」と聞いても、彼らはすぐに「いいえ」という。トレーナーは質問を奨励して、より理解することはいいことだという雰囲気を作らなければならない。これは「ボブ、今でも後でも質問があったら自由に聞いてね。あなたの疑問には全部答えられるようにしたいの」というような言葉でやるのが一番良い。その後で、トレーナーはキーポイントに関する理解を探る質問をするべきだ。「シール剤をみて、正しく塗布されているかどうかわかりますか?」などである。

 講師(トレーナー)側からの質問としては、キーポイントの理解度を探るという観点については、キーポイントをしっかり整理しそれを伝えている必要があるので、質問を考慮する上でも参考になります。

とはいえ、受講者からの質問というのは、個人的にはハラハラする部分でもあります。自分が答えられない難しい質問を受ける場合もありますし、説明した事が全然伝わっていない(正しく伝えられていないわけですが)事が分かる質問を受ける場合もあります。

ただ、いずれにしても上記にあるように、質問を奨励する環境を積極的に作り出す必要があるという点で、引き続きの改善に取り組みたいと思う今日この頃です。