Log2timeline.py(Plaso)によるタイムラインの作成(30)
Log2timeline.py(Plaso)または Ver 0.66 のパーサをこれまで試してきました。
全てのパーサをテストしてはいませんが、ここまでテストした結果を整理しておきたいと思います。
なお、SIFT 3.0 環境とテストデータによる結果ですので、処理するデータや環境によっては下記と同じ結果にはならない可能性が多分にあります。
特にパースされないケースでは、見落としに繋がる危険性があると思いますので、注意が必要な項目かと思います。
- ChromeHistoryParser : OK
- GoogleDriveParser :snapshot.db がパースされない
- MsiecfParser : OK(日本語文字列は未検証)
- OleCfParser : プロパティの日本語文字列は化けます
- OpenXMLParser : パースされない
- PcapParser : OK
- SkyDriveLogParser : OK
- SkypeParser : main.dbがパースされない
- WinEvtParser : 日本語文字列は数値参照?になる、Ver 0.66の方が見やすい
- WinEvtxParser : Ver 0.66のほうが見やすい
- WinFirewallParser : OK
- WinInfo2Parser : パースされない、Ver 0.66も同じくパースされない
- WinJobParser : OK、タイムゾーンの指定が必要
- WinLnkParser : 一部の日本語文字列が化ける、Ver 0.66は完全に化ける
- WinPrefetchParser : OK、Ver 0.66は日本語文字列が化けるのでPlasoの方がよい
- WinRecycleParser : パースされない、Ver 0.66は日本語文字列が化ける
- WinRegistryParser : プラグインによっては日本語文字列が化ける、Ver 0.66もプラグインにより化ける