雑談：週末読書 4/12

今週は図書館から借りてきていたブラックスワンシリーズ？の「ブラック・スワンの箴言」を読んでいました。そもそも私は「箴言」の漢字を読むことができなかったのですが、”しんげん”と読むようで、戒める言葉とかそういったニュアンスのようですが、旧約聖書の中にある一冊という意味合いもあるようです。

他と違い、短い言葉が書かれているもので、難解ということではないように見えますが、実際には深読みしようとするとやはり難しです。

今日は午後から出かける予定があったこともあり、午前中に改めて読み返していたのですが、流石といいますか最初から飛ばしています。 

ブラック・スワンの箴言

 P13 序幕

製薬会社は、すでにある病気に合った薬を発明するより、すでにある薬にあった病気を発明するほうが得意だ。

この部分は、セキュリティ対策を薬に置き換えて考えてみると、個人的には色々と考えさせられる内容だったりします。

あと、ブラックスワン（上）で扱われている講釈に関する部分に近い内容だと思いますが、以下も個人的には（最近のテーマから）惹かれた一文です。

P95

人はやたらと因果関係を探したがるもので、無口な人も、話にときどき「なんでだと思う？」と挟むだけでべらべらと喋りだす。

いずれにしても、どのメッセージも皮肉たっぷり？というか、うははと思ってしまうような内容です。

名言集という点では、下記のほうが心休まると思いますが、毒気のあるメッセージが好きな方には「ブラック・スワンの箴言」はお薦めかもしれません。 

カーネギー名言集　新装版