@port139 Blog

基本的にはデジタル・フォレンジックの技術について取り扱っていますが、記載内容には高確率で誤りが含まれる可能性があります。

雑談: 週末読書 3/9

この週末は、先週図書館で借りてきた人材開発 上を引き続き読んでいました。まずは全体を把握したかったので流し読みという感じでした。テーマがテーマだけに理解していくには何度も読み直す必要がありそうですが、Kindle 版ないんですよねぇ。 

トヨタ経営大全1人材開発 上

トヨタ経営大全1人材開発 上

  • 作者: ジェフリー・K・ライカー,デイビッド・P・マイヤー,稲垣公夫
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2007/12/28
  • メディア: 単行本
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 この本の中には、いくつも自分を振り返ってみて反省すべきと感じる項目が多々出てくるので、ある意味、胃が痛くなる本なのかもしれません。

P196 より引用

これら二つの要素を分けることは難しい。理由は、優れた仕事のやり方を見つけても他者に教える手段がなければ無駄になり、仕事に関する深い知識と重要なポイントを見つける能力なしに教えても最小限の情報、または間違った情報しか伝わらないからだ。

この章では、「コミュニケーションの断絶は、監督者の責任」といったグサリと刺さってくる記述や、作業方法における都市伝説など、自分の仕事を振り返ってみてハンセイが必要になる項目が多いと感じました。

P205より引用

標準化されていない作業を教えれば、標準化されていない結果しか得られない。カオスを土台とするなら、教育の結果もカオスにしかならない。

この章は、私にとってはかなり痛いといいますか、なんども読み直す必要がある章だと感じています。

他にも、トレーニングの最中に余計なことをして流れを妨げる例などが出ているのですが、これはまさに自分がよくやってしまう内容です。話している側からすれば、ネタ的な部分で紹介したいとかあってつい話してしまうのですが、それが理解の流れを妨げる結果を生み出すことがあるという点については、今後注意が必要そうです。

 

とりあえず上は読み終わり、これから下を読み始めるのですが、下がどのような内容になっているのか今から楽しみでもあり、ちょっと怖いです(笑)