@port139 Blog

基本的にはデジタル・フォレンジックの技術について取り扱っていますが、記載内容には高確率で誤りが含まれる可能性があります。

VSVファイル

Windows 7 の XP Mode を起動すると、メモリ用のファイルと思われる拡張子 VSV ファイルが作成されます。ただし、別の Virtual PC 環境で実行した場合には VSV ファイルが(一時休止などしないと)作成されないみたいなので、Windows 7 の XP Mode で必ず作成されるものなのか、詳細は詰めていません。そもそも VSV ファイルの正式名称って何?下記URLの記述だと『The saved-state (.vsv) files』という記述がありますね。

Save or restore the state of a virtual machine
http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc720320(WS.10).aspx

Windows 7 の XP Mode と VSV の動きはこんな感じですかね。

1.XP Modeを起動すると .VSV ファイル(だいたいメモリ容量サイズ)が作成される
2.XP Modeをシャットダウンすると .VSV ファイルは削除される
3.XP Modeを休止モードにすると、サイズが減った .VSV が保存される(再開するとだいたいメモリサイズちょいにまた増える)
4.当然電源を強制断した場合には .vsv ファイルはそのまま残っている

VSV ファイルのサイズですが、16バイトにパリティが入って 17バイトの構造で、メモリ容量分のサイズってことでいいんでしたっけ?>誰となく
個人的には 16バイトってどこからくる数字なのか?とかも興味あったりしますが。