アンタイ・フォレンジック伝道者の独り言

基本的にはデジタル・フォレンジックの技術について取り扱っていますが、記載内容には高確率で誤りが含まれる可能性があります。

VolSnapキーとオフライン

HKLM\SYSTEM\ControlSet001\services\VSS\Diag\VolSnap キーですが、電源断(シャットダウン)してから、オフラインでレジストリをマウントして該当キーを確認すると、VSS\Diag まではキーが存在するのですが、VolSnap キーが見あたりません。
シャットダウン時に削除しているのかな?と思い、シャットダウン処理せずいきなり電源断して確認するといったこともしてみたのですが、該当するキーが見あたらず。
これも揮発性情報として扱うべきものなのか、それとも実は別の場所にしっかりあったりするのでしょうか。
文字列“}Activate”を VMware の .vmem に対してキーワード検索してみると、UNICODE ではなく ASCII でヒットするデータがあるので、メモリ内には存在しているみたいですねぇ。
気になったので、オンライン状態で reg query を実行し保存した情報と、オフライン状態でコピーしたレジストリに対して reg query した結果について、services\VSS キーについて差分を取ってみたところ、以下のキーはオフラインのレジストリ上では存在していない状態でした。

HKLM\system\ControlSet001\services\VSS\Diag\ASR Writer
HKLM\system\ControlSet001\services\VSS\Diag\COM+ REGDB Writer
HKLM\system\ControlSet001\services\VSS\Diag\MSSearch Service Writer
HKLM\system\ControlSet001\services\VSS\Diag\Registry Writer
HKLM\system\ControlSet001\services\VSS\Diag\Shadow Copy Optimization Writer
HKLM\system\ControlSet001\services\VSS\Diag\System Writer
HKLM\system\ControlSet001\services\VSS\Diag\VolSnap
HKLM\system\ControlSet001\services\VSS\Diag\WMI Writer

VSS\Diag\VolSnap キーはシステム起動時に毎回動的に生成されるのだとすれば、別システムの VSS 情報を異なるPCのレジストリへ移植するというケースでは、対応は不要なレジストリキー部分なのかもしれませんね。