@port139 Blog

基本的にはデジタル・フォレンジックの技術について取り扱っていますが、記載内容には高確率で誤りが含まれる可能性があります。

保護設定ボリュームのサイズ

VMware 上に Windows 7 を用意して、追加の仮想ディスク上で VSS の動作を試そうと考えていたのですが、まずここでボリュームサイズによっては保護設定の対象ボリュームとして表示されないという点で躓きました。最初は小さいボリュームが欲しかったのでサイズ100MBの仮想ディスクを追加していたのですが、“システムのプロパティ”⇒“保護設定”にボリュームが表示されません。試しに 1GB の仮想ディスクを追加しても駄目だったので、少し大きめの 4GB の仮想ディスクを追加したところ表示されたので、今回はこの 4GB 仮想ディスクで保護設定を有効(最大使用量は40%で1.60GB、システム設定とファイルの以前のバージョンを復元するを選択)にして実験を行っていました。
試しに先ほど 2GB の仮想ディスクを追加して確認したところ 2GB でも OK でしたので、次回の実験は 2GB のボリュームにしたいと考えていますが、最小サイズが幾つなのか気になるところです。vssadmin などのコマンドを使えばもっと小さいサイズのボリュームでも OK なのか、それとも最小サイズの制限があるのか...
下記の資料によると、最小100MBとソースボリュームの 10% との記述があるので、とりあえずフォーマット後のサイズが 1GB を超えるように 1.2GB の仮想ディスクを追加して試したところ保護設定の対象として認識されました。2GB もいらないみたいですので、次回はこの辺りのサイズで(^^;;
http://download.microsoft.com/download/6/6/8/668b964f-f126-4a96-88db-25d842a7113f/VSS_StepbyStep.doc
より引用ここから

3.シャドウ コピーの保存先や記憶域の上限、シャドウ コピーを作成するスケジュールを設定します。[記憶域] で保存先のボリュームを選択し、最大サイズを指定します。[スケジュール] をクリックすると、スケジュール作成画面を表示してシャドウ コピーの定期的な作成を指定できます。
指定できる記憶領域の最小容量は 100 MB で、既定ではコピー対象であるソース ボリュームの 10% に設定されています。

ここまで