@port139 Blog

基本的にはデジタル・フォレンジックの技術について取り扱っていますが、記載内容には高確率で誤りが含まれる可能性があります。

-aオプション

全部取り出せモードかな(笑)
ヘッダで指定されたパターンが発見されたら、フッタ*1が検知されるか、設定されているサイズの範囲がリカバリされます。不用意に実行すると output に出力されるファイル数とサイズがすごいことになりますね。
同じイメージファイルに対して-aオプションを指定した場合としなかった場合のリカバリ数の違い。
オプションを指定しなかった場合の結果

129 FILES EXTRACTED
jpg:= 1
gif:= 16
bmp:= 26
rif:= 4
ole:= 20
zip:= 3
png:= 59

“-a”オプションを指定した場合の結果

615 FILES EXTRACTED
jpg:= 9
gif:= 16
bmp:= 486
rif:= 4
htm:= 16
ole:= 20
zip:= 3
png:= 61

出力されるファイルの数が4倍ちょっと増えてますね。

*1:NEXTが指定されているケースもあります